こんにちは
辻堂・鵠沼海岸のマシンピラティススタジオ iroha(イロハ)代表 aiです。
今回は【呼吸法】について少しお話ししたいと思います。
生きるうえで基本となる呼吸は、健康な状態であれば、誰しもが日々無意識に行っていますね。
呼吸法には主に「腹式呼吸」と「胸式ラテラル呼吸」の2種類があり、それぞれ筋肉の使い方や関与する自律神経に違いがあります。
腹式呼吸では、息を吸うときに肺の面積を確保するために横隔膜が下がり、お腹が膨らみます。副交感神経が優位になるため、就寝前やリラックスしたい時に適しています。
胸式呼吸では、お腹(腹横筋)を締めたまま横隔膜を高い位置に保ち、肋間筋を後ろや横方向に広げながら息を吸います。交感神経が優位になるため、日中の集中時や歩行など体幹を安定させたいときに適しています。
どちらが良い・悪いということではなく、両方の呼吸法を自在にコントロールできるようになると、リラックスと集中の切り替えがスムーズになり、自律神経のバランスも整います。
ピラティスでは「胸式ラテラル呼吸」を用い、体幹を安定させた状態でエクササイズを行います。
多くの方が、普段は息を吸うときにお腹が膨らみやすいため、まずは意識的に腹横筋を締めたまま呼吸することが必要です。これができるようになると、コアの筋肉が活性化し、体幹の安定につながります。
コアの筋肉とは、以下の4つの筋肉を指します。
• 腹横筋
• 横隔膜
• 骨盤底筋群
• 多裂筋
irohaのセッションでは、必ず呼吸に意識を向ける時間を設け、日常生活でもコントロールできるよう、さまざまな方法で繰り返し練習していきます。最初はうまくできなくても、回を重ねることで徐々に呼吸のコントロールが身についていきます。
ピラティス・メゾットを考案したジョセフ・ピラティス氏は”呼吸とは生を受けて最初に行う行為であり、そして生が尽きるその時まで行う行為である”と述べいます。
生きる基本である呼吸に意識を向け、1日に約2万回以上行う呼吸パターンを修正していくことで、身体の本来の機能を取り戻します。
ピラティスの基本である胸式ラテラル呼吸、そして腹式呼吸との切り替えをコントロールして、日々の生活をより快適にしていきましょう。
今回のブログ【呼吸法】のより詳しい内容は、5月のirohaメルマガにてお届けします。
この週末から連休の方も多いですね。お休みの方もお仕事の方も、それぞれにとって素敵な日々となりますように。
愛を込めて。
iroha(ピラティス & トレーニングスタジオ)
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