Spine

こんにちは

辻堂・鵠沼海岸のマシンピラティススタジオ iroha(イロハ)代表 aiです。

今回は【背骨】についてお話しさせていただきます。

私たちの身体の軸となっている背骨は、「椎骨(ついこつ)」と呼ばれる骨が連なって構成されており、その一つ一つの間には「椎間板(ついかんばん)」が存在します。この椎間板は、椎骨同士の間でクッションのような役割を果たし、衝撃を和らげてくれています。

背骨は、後頭部から始まり、頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、さらに骨盤の一部として仙椎が5個、そして尾骨が3〜5個(尾骨の数は個人差があります)という構造になっています。

背骨(脊柱)は自律神経の通り道でもあります。そのため、背骨の歪みや姿勢の崩れが起こると、自律神経が圧迫され、神経の伝達がうまくいかずに、自律神経のバランスが乱れてしまうことがあります。

地球上には重力がありますので、姿勢が少しでも崩れると、その分だけ背骨に不自然な力がかかってしまいます。特に、長時間にわたって悪い姿勢を続けてしまうと、背骨の歪みだけでなくさまざまな不調やケガのリスクをもたらすことにもつながります。

そのため、不調を改善するためには「背骨をほぐしてあげること」がとても大切です。

ピラティスでは、背骨を一つ一つ丁寧に滑らかに動かすことを「アーティキュレーション」と呼びます。このアーティキュレーションによって、椎骨間の圧迫を軽減し、硬くなってしまった部分をやさしくほぐし、自律神経の流れも整えていくことができます。

アーティキュレーションは、ピラティスにおける基本的な動きのひとつであり、身体を根本から整えていくためにはとても重要な要素です。最初は背骨を一つ一つ思うように動かすのが難しいかもしれませんが、継続して練習していくことで、少しずつ背骨の動きがなめらかになり、自分の意思でコントロールできるようになっていきます。

理想的なのは、背骨が正しいアライメント(ピラティスでは「ニュートラルスパイン」と呼びます)を保ちながら、必要に応じてしなやかに動ける状態です。

私たちの身体は、すべてが繋がっています。背骨の歪みは、全身のさまざまな部分に影響を与えてしまうこともあります。もし不調を感じた時は、まずは前屈や側屈といったやさしい動きから始めて、背骨をアーティキュレーションしてみましょう。

今回ご紹介した 【背骨について】のより詳しい内容は、 メンバー様限定のメールマガジンで6月にお届けします。

ピラティスを日常生活に取り入れながら、しなやかで健やかな身体を目指し、一緒に楽しく、健康で幸せな毎日を過ごしていきましょうね。

愛を込めて。

iroha(ピラティス & トレーニングスタジオ) 

藤沢市鵠沼海岸2丁目2-11OCEAN’S 8 304

火~金9:00-:17:00(最終受付16:00) / 土日祝9:00-18:00(最終受付17:00)

Closed on Mondays

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